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第91回
2024年9月15日(日)
「脊振の里山,一谷の自然を考えよう」
会員の参加者:13名 |
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9月も半ばを過ぎたというのに,標高約600mの山間部とは思えない気温の上がり具合でした.平野部や他のエリアでは見ることができない貴重な動植物に出会うことができました. |
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太陽が容赦なく照りつけていました. |
「ツリフネソウ」の解説 |
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「ツリフネソウ」(ツリフネソウ科)
帆掛け船を吊り下げた形 |
「ツリフネソウ」の蜜を吸うために長い口器をもつ「トラマルハナバチ」(ミツバチ科).
ツリフネソウはトラマルハナバチに花粉を運んでもらいます. |
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田んぼ周辺にはいろいろな植物が見られます. |
「アカネ」(アカネ科)の花
茜染めに用いられます |
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「アキノウナギツカミ」(タデ科)
茎にトゲがあり,ヌルヌルするウナギをつかめるだろうということから名前がつけられたとか. |
「タンポポ」の解説
ニホンタンポポと外来タンポポは雑種化して,新たな競争が始まっているそうです.
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平野部では見かけない多くの「トノサマガエル」(アカガエル科)がいました.
「ニホンアカガエル」(アカガエル科)が1個体写っています. |
「オトコエシ」(スイカズラ科)
オミナエシに似ていますが,花は白色です. |
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「ミズヒキ」(タデ科) |
「キンミズヒキ」(バラ科) |
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「マムシグサ」(サトイモ科)の果実 |
「ヒメアカネ(雄)」(トンボ科アカネ属)
赤とんぼの一種です |
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「ヤマトシリアゲ」(シリアゲムシ目シリアゲムシ科)
腹端をサソリのように反らせています. |
「ヌスビトハギ」(マメ科)
果実が泥棒の足跡に似ることから名がつけられたそうです. |
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「ホオノキ」(モクレン科)
朴葉味噌,朴葉焼きなどに利用されます. |
「カラカサタケの一種」(ハラタケ科) |
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「ナルコユリ」(キジカクシ科)の果実 |
「ノリウツギ」(アジサイ科)
和紙を漉く際のノリに使われたのが名前の由来だそうです. |
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「ムカゴホトトギス」(ユリ科)
近年,「ヤマホトトギス」の変種と判明し,新種として発表されました.
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「ツルニンジン」(キキョウ科)
別名はジイソブ |
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「カヤラン」(ラン科)
佐賀県:絶滅危惧U類種
沢沿いの林内に,枝と一緒に複数落ちていました. |
「オオバショウマ」(キンポウゲ科) |
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「キツリフネ」(ツリフネソウ科)
(佐賀県:絶滅危惧U類種)
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このエリアの「キツリフネ」は南阿蘇から移植されたものである可能性が高いそうです. |
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「ハガクレツリフネ」(ツリフネソウ科)
これも南阿蘇から持ち込まれた可能性が高いと思われます.
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「ノブキ」(キク科)
佐賀県:絶滅危惧T種種
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「ノブキ」の果実
衣服にくっつきやすくなっています. |
「カラタチバナ」(サクラソウ科)
佐賀県:準絶滅危惧種
同じヤブコウジ属の「マンリョウ(万両)」に対して「ヒャクリョウ(百両)」とも呼ばれます. |
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