第63回
2015年10月3日(土)
植物を操る昆虫たちの不思議:虫えい探しに出かけよう2(秋編)
参加者:17名
これぞ秋空と言わんばかりの絶好の観察会日和となりました。20種以上の虫えい(虫こぶ)を観察することができました。
スカッと晴れた秋空の下で開会。 ヤマノイモに虫こぶ発見
観察風景 虫こぶを探しながら急な登山道を登る。
キクバヒヨドリ(キク科) 「ジョロウグモ」の季節でした。
日の隈山には、「ヒトリシズカ」(センリョウ科)が結構あります。 「ハクサンボク」(スイカズラ科)は赤い実がなっていました。
日の隈山は日本最大の「ベニツチカメムシ」(カメムシ科)の生息地 県内では日の隈山だけで見られる「ケタガネソウ」(カヤツリグサ科)
「コナラハウラマルタマフシ」
タマバチがつくった虫こぶ
「シロダモハウラマルタマフシ」(裏型)
裏に虫こぶが突出するので裏型.表型は九州中南部で見られ,九州北部は裏型が優占する.
「ツワブキハグキフクレフシ」
昨年の金立の観察会ではついに見つからなかった虫こぶ.今回は簡単に発見.
「ツワブキハグキフクレフシ」の中のミバエ(幼虫〜蛹)
「テイカカズラ」の果実(正常) 「テイカカズラミサキフクレフシ」(虫えい)
細長い二股に分かれているものが正常.ジャガイモみたいなのが虫こぶ.
「ノブドウミフクレフシ」(小さいものが正常)