第61回
2015年5月16日(土)
「六角川を遡上するヤマノカミを見よう」
参加者:33名
前夜からの雨で観察会の実施が危ぶまれましたが、天気は回復し、予定通り実施できました。胴長を着用した参加者は、引き潮で下流に流される生物たちを、さで網や手網で採集しました。
雨は上がり、薄曇りの中で開会 まずは巨大トラップ?を仕掛け、下流に流される魚類、甲殻類を採集することに。
佐賀西高校のサイエンス部の生徒も参加 さで網も使って採集しました
本日の主役
「ヤマノカミ」(カジカ科)
環境省:絶滅危惧TB類
佐賀県:絶滅危惧U類種
日本では有明海湾奥部に流入する河川でしか見られない有明海固有種。海で繁殖し、川に遡上し成長する降河回遊型の生活史をおくる。
「トビハゼ」(ハゼ科)
佐賀県:絶滅危惧U類種
お馴染み
「ムツゴロウ」(ハゼ科)
環境省:絶滅危惧U類
佐賀県:絶滅危惧U類種
エイリアン・・・ではなく
「ワラスボ」(ハゼ科)
環境省:絶滅危惧U類
佐賀県:絶滅危惧U類種
出世魚の「スズキ」(スズキ科)の幼魚
シラタエビ(テナガエビ科)
本日最も多く採れたのは・・・右写真へ 体長13mm程度の
「ツノナガハマアミ」(アミ科)でした。
長めのハサミ脚をもつ
「ユビナガスジエビ」(テナガエビ科)
「ハシクイ」とも呼ばれる
「ハゼクチ」(ハゼ科)
「ヒメケフサイソガニ」(モクズガニ科)
佐賀県:絶滅危惧U類種
「タカノケフサイソガニ」(モクズガニ科)
有明海では「アカクラゲ」とも呼ばれる
「ビゼンクラゲ」(ビゼンクラゲ科)
「ヒラムシの一種」
扁形動物門・渦虫綱・ヒラムシ目