5月11日,GWの直後の日曜日というあまりよくない?タイミングでの観察会でしたが,20名の参加がありました.心配された雨も前夜のうちに上がり,やや風が強かったもののよい天気に恵まれ幸いでした.
まず,集合場所の目の前を流れる伊岐佐川で,水生生物の採集を行い,それを活用した水質評価方法を試みました.結果は,伊岐佐川の水質は予想通り「きれいな水」でした.
その後,陸生生物の観察会を行いました.カラスノエンドウやアカメガシワの花外蜜腺に集まるアリの観察をとおして,アリをボディガードに雇う植物の戦略について学習しました.トンボや植物の観察をしながら見帰りの滝まで遊歩道を歩き,谷川のせせらぎの音を聞きながらの昼食となりました.昼食後山口運営委員から,夏鳥はなぜ渡りをしてまで日本で繁殖するのかについて,いくつかの説を紹介してもらいました. |