第49回
2011年5月15日(日)
「こんなこともできるよ!学校で気楽にたのしく自然観察」
参加者:29名

最初に小学校および中学校の理科を担当されている2名の先生方の実践報告をお聞きしました。その後、校庭の雑草・鳥・昆虫、田んぼ周辺の両生類、爬虫類、プールの水生昆虫などバラエティーに富んだ生物の観察を行いました。
会場を提供していただいた、三瀬中学校の中島由晶先生に感謝申し上げます。
佐賀市立本庄小学校の秋次裕輔先生による実践発表 佐賀市立諸富中学校の井上英史先生による実践発表
植物と昆虫の関係についての説明 「ツーツーピー・・・」と鳴くシジュウカラ
「アサヒナカワトンボ」の♀ 「ジャコウアゲハ」の♂
校庭の日陰にいた「トノサマガエル」♂ 水田を悠然と泳ぐ「シマヘビ」
恐る恐る「シマヘビ」にタッチ! 水田の畦で「コロコロ・・・」と鳴いていた「シュレーゲルアオガエル」(アオガエル科)
県内至る所で観察できる「ニホンアマガエル」(アマガエル科) 腹部が赤い「アカハライモリ」
小学校のプールで水生昆虫の採集に挑戦・・・しましたが・・・お目当ての「ヤゴ」は採取できず・・・・残念!! プールで採取できた生物で目を引いた「クロゲンゴロウ」は佐賀県絶滅危惧U類種です。
理科室で、昆虫はどのようにモノが見えているかをビデオカメラで再現しました。これは、普通にビデオカメラで撮影したモンシロチョウ(左:♀、右:♂) ビデオカメラに紫外線フィルター(紫外線のみを通す)をかけて撮影すると、左の♀が明るく、右の♂が黒く見えます。